医療

医療ニュース
  • 印刷
品ぞろえに力を入れる白石秀子さん(右)ら神戸労災病院の売店スタッフ=神戸市中央区籠池通4、神戸労災病院
拡大
品ぞろえに力を入れる白石秀子さん(右)ら神戸労災病院の売店スタッフ=神戸市中央区籠池通4、神戸労災病院
品ぞろえに力を入れる神戸労災病院の売店=神戸市中央区籠池通4、神戸労災病院
拡大
品ぞろえに力を入れる神戸労災病院の売店=神戸市中央区籠池通4、神戸労災病院

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で医療現場が逼迫(ひっぱく)する中、神戸労災病院(神戸市中央区籠池通4)では、院内の売店が豊富な品ぞろえと気配りで医療従事者を支え、病院利用者の心のよりどころになっている。店長の白石秀子さん(43)は「病院の売店だからこそ明るくしていたい。患者さんや病院関係者の支えになるのが私たちの幸せ」と笑顔で店頭に立ち続ける。(坂井萌香)

 同病院は内科や外科、皮膚科など計19の診療科があり、承認病床数は316床。1階のエントランスの脇にある売店は約65平方メートルの広さで、午前8時から午後6時まで営業している。

 店構えで目に付いたのは、サンタクロースのぬいぐるみやツリーなどのクリスマスの飾り付けだ。入院患者が季節感を感じ取れるようにと、置物やお菓子なども季節に合わせて変えているという。「病院での生活は患者さんも家族もつらいもの。少しでも元気になってほしいと思っていろんな工夫をしている」と白石さん。

 品ぞろえも豊富だ。弁当は多くの種類から選んでもらえるように、1日7社から手作りのものを仕入れる。平日日替わりで、市内の老舗ベーカリーなどが販売するパンも人気。「来るのが楽しみ」という声も寄せられているという。

 利用者への気遣いも、親しまれる理由の一つだ。入院生活で使う備品も販売しているが、病院と連携し、医師が記入したカードを見せるだけで買い物できる。カードには必要な備品やサイズが書かれ、患者は自分の症状を話す必要がない。

 コロナの第1波で店舗などの営業自粛が呼び掛けられていた5~6月、売店のスタッフも半分が休業したが、残ったスタッフで営業を続けた。「医療従事者を支えたい」と、廃棄が増えても弁当は欠かさず数種類用意した。

 放射線技師の男性(51)は「スタッフが明るくてとても元気。品ぞろえも豊富で利用しやすい」と話す。医療現場の正念場は続くが、白石さんは「活力の源は食。これからもバリエーション豊かに提供していきたい」と話す。

医療ニュースの新着写真
医療ニュースの最新
 

天気(12月10日)

  • 16℃
  • 9℃
  • 10%

  • 16℃
  • 5℃
  • 0%

  • 16℃
  • 8℃
  • 10%

  • 17℃
  • 6℃
  • 10%

お知らせ