行く手を遮るようにがれきに電柱がもたれかかっている。垂れ下がり、途中で切れている電線。バチバチと音を立てて火花を散らす。この場所も、いつ火事になるか分からない。
JR神戸線の電車内で阪神・淡路大震災に遭った書家の和田彩さん。芦屋駅の近くから神戸市垂水区の自宅を目指して歩き続け、昼頃、三宮に入った。
繁華街に密集する雑居ビルが、軒並み崩れている。細い路地にがれきが積み重なり、道と呼べる道はない。一緒にいた母、友人と3人で隙間を探し、通り抜けていく。その脇で炎と黒煙が上がり、熱が肌を刺す。
行く手を遮るようにがれきに電柱がもたれかかっている。垂れ下がり、途中で切れている電線。バチバチと音を立てて火花を散らす。この場所も、いつ火事になるか分からない。
JR神戸線の電車内で阪神・淡路大震災に遭った書家の和田彩さん。芦屋駅の近くから神戸市垂水区の自宅を目指して歩き続け、昼頃、三宮に入った。
繁華街に密集する雑居ビルが、軒並み崩れている。細い路地にがれきが積み重なり、道と呼べる道はない。一緒にいた母、友人と3人で隙間を探し、通り抜けていく。その脇で炎と黒煙が上がり、熱が肌を刺す。