皆既月食で食の最大を迎え、赤銅色に染まった月=3日午後8時33分、兵庫県佐用町の大撫山から
皆既月食で食の最大を迎え、赤銅色に染まった月=3日午後8時33分、兵庫県佐用町の大撫山から

 月全体が地球の影に隠れる皆既月食が3日夜、日本各地で観測された。兵庫県内は雨天や曇天に見舞われていたが、雲の合間を縫って、「赤銅色」となった皆既食中の月が姿を見せた。

 皆既月食は昨年9月8日以来で、今回は午後8時4分から同9時3分までの約1時間。観察しやすい時間とあって、各所で天体ファンらが、望遠鏡やカメラを手に、天体ショーの進行を見守った。

 兵庫県佐用町の西はりま天文台のある大撫山では、皆既月食が始まってまもなく、空を覆っていた雲が途切れ、赤黒い月がぽつりと夜空に現れた。

 国立天文台によると、次回、日本で見られる皆既月食は2029年1月1日、部分月食は28年7月7日に起こる。(大田将之)