「敬老の日」の21日、神戸市灘区六甲山町の六甲山牧場で長寿の動物を祝うイベントが開かれた。対象は、ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、モルモットの計11匹で、人間の年齢で30~80歳にあたる。長年、レースへの出場やショーへの出演などで入場者を楽しませてきた。イベントに参加した子どもたちは感謝を込めて餌をあげ、声援を送った。
ミニチュアホースの「ミコト」は、5月に高齢とされる20歳を迎えた。普段はホースショーで障害物を飛び越えたり、曲芸を披露したりする人気者だ。この日は餌やり体験で子どもたちと触れ合った。
ミコトに野菜をあげ、「食べる勢いがすごかったけど、かわいかった」と喜んでいた静岡県伊豆の国市の小学4年生、鈴木満里咲さん(9)は「動物たちにも長生きしてほしい」。
ヒツジの一種コリデールの「ちょうちん」は7歳。同牧場で2024年に始まった人気イベント「シープレース」の初回から出場するベテランで、この日が引退レースとなった。結果は6位だったが、多くの観客が最後の雄姿を見届けた。
大阪府吹田市から訪れた会社員、萩上峻一さん(30)は「高齢なのに先頭集団に食らいついていた。引退レースにふさわしいやる気だった」とちょうちんをたたえた。(原ひより)























