神戸を代表する繁華街、「三宮」と「元町」の境界を決めようと大いに盛り上がった「三宮VS元町 神戸大綱引き大会」。元町チームが勝った結果、京町筋で区切られることになり、24日に記念のタペストリーが設置された。だが、敗れた三宮チームは再戦を熱望しており、一件落着とはいかないようだ。

綱引き大会は、地域の商店街や百貨店の店長らによる飲み会で「境界線はどこなのか」と盛り上がったのがきっかけだった。今月4日、観衆で埋まった三宮中央通りで熱戦が繰り広げられ、元町チームが4-1で勝利した。
「負け惜しみだが、たくさんの方が来て、街が盛り上がって良かった」。三宮チームを率いた神戸阪急店長の杉崎聡さん(55)は努めて冷静に振り返りつつ、「このまま終わるわけにはいかない」と悔しさを抑えきれない。
























