「さまざまな感情が引き出される映画だった」と話すソフィア・クリメツさん(右)=神戸市長田区二葉町7
「さまざまな感情が引き出される映画だった」と話すソフィア・クリメツさん(右)=神戸市長田区二葉町7

 阪神・淡路大震災の年に生まれた女性の葛藤と成長を描く映画「港に灯がともる」にウクライナ語字幕が付けられ、神戸市長田区二葉町7の住民交流施設「ふたば学舎」で上映会があった。映画には「避難してきた」という設定で実際に神戸で暮らすウクライナ人一家が出演。彼らに、映画の内容を正確に理解してもらい、出演してもらった意図を伝えたいという制作者の思いからだが、参加してみて意外な気づきがあった。