兵庫県知事選
6月15日告示 7月2日投開票
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 15日に告示が迫った兵庫県知事選。立候補を予定する元兵庫労連議長の津川知久(ともひさ)氏(66)=共産推薦▽現職の井戸敏三氏(71)▽コラムニストの勝谷誠彦(まさひこ)氏(56)▽前加西市長の中川暢三(ちょうぞう)氏(61)-の公約が出そろった。兵庫のリーダーを目指す4氏は、どんな未来像を描くのか。五つの分野について比較した。(まとめ・斉藤正志)

■イチオシ

 津川氏は、神戸港に入る外国艦船に非核証明書提出を求める「非核神戸方式」の県内全港実施を掲げる。

 井戸氏は大半に数値目標を設定。来年度に収支不足を解消し、若者の夢を入れた「2030年の展望」を策定すると強調する。

 勝谷氏は、知事任期を2期までとする多選禁止条例制定や初代県庁舎復元計画の白紙撤回などを訴える。

 中川氏は、県民一人当たり年2万円の減税や投票者に1万円支給する制度創設、多選禁止条例を挙げる。

■子育て・教育

 井戸氏は、2020年度までの保育定員1万2千人増や放課後児童クラブの300カ所増、多子世帯の保育料軽減拡充を盛り込む。

 第2子以降の保育料無料化や私立高校授業料の実質無料化を挙げるのは勝谷氏。県費で毎年学生100人を海外留学させる構想も示す。

 津川氏は、小4までにとどまっている少人数学級の拡大のほか、県独自の給付型奨学金の創設や認可保育所の増を目指す。

 私学や塾のノウハウを公立高校で活用し、運営を任せる「公設民営校」を提唱する中川氏は、公立中高の一貫校化も進める考え。

■防災

 老朽化で更新が必要な道路や橋などのインフラの適正管理を主張する中川氏。電気、ガス、水道を備えた防災公園の増設も訴える。

 勝谷氏は、南海トラフ地震に備えた避難訓練の実施などソフト対策の充実を挙げ、防潮堤などのハード対策は再検討するとしている。

 津川氏は、被災者生活再建支援法の支給額を現行の最大300万円から500万円に引き上げることを国に求めると明記。

 井戸氏は、防潮堤の沈下対策や防潮水門耐震化を進める「津波防災インフラ整備計画」を2023年度までにおおむね完了させるとした。

■産業・雇用

 勝谷氏は、人工知能など最先端技術の実証実験の推進のほか、観光面では自身が全国に出向いてトップセールスをすると宣言した。

 ロボットや水素エネルギーなど次世代産業の集積拠点をつくると明記する井戸氏。起業支援、企業誘致などにも数値目標を設けた。

 中川氏は、車の自動運転の規制を緩和することで、福祉や公共交通分野に民間企業の参入を促し、経済を活性化するとした。

 津川氏は、最低賃金を時給千円に上げ、将来的には1500円に引き上げるとし、中小企業支援の融資制度の創設も盛り込んだ。

■医療・福祉

 津川氏は、高校生までの医療費無料化を強調。6月末で廃止された老人医療費助成復活など高齢者の医療、介護負担軽減を目指す。

 勝谷氏も高校生までの医療費無料化を提示。県民がかかりつけ医やかかりつけ薬局を持つことを支援し、病気の予防推進も挙げる。

 中川氏は、病院の利用が少ない高齢者の国民健康保険料の割引や、健康な高齢者が多い市町への補助金増額を訴える。

 井戸氏は、24時間対応の在宅介護サービス事業所を2020年度までに100カ所に増やし、介護施設の待機者減少も掲げる。

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