兵庫県知事選は7月2日投開票される。神戸新聞社は4人の候補者にアンケートを実施し、当選後のビジョンを聞いた。全4回で紹介する。(グラフは上から届け出順)
■勝谷誠彦氏(56) 無新
質問1=当選した場合に取り組むべきと考える課題の優先順位は(1~7位をグラフ化)
質問2=兵庫の強みと弱点をどう捉え、強みを生かし、弱点を克服するためにすべきことは
強みは、日本有数の工業県で、地場産業も強い。それに高校・大学の分厚さ。弱みは国内最下位級の財政、情報発信力。克服するには民間活用と、無駄な箱物を作らず、埋もれている地域資源を私自身が世界にPRする。
■井戸敏三氏(71) 無現
質問1=当選した場合に取り組むべきと考える課題の優先順位は(1~7位をグラフ化)
質問2=兵庫の強みと弱点をどう捉え、強みを生かし、弱点を克服するためにすべきことは
五国から成る兵庫県は、それぞれの地域が特色を持つ。この多様性こそ兵庫の強み。この多様な地域のポテンシャルを生かし、連携することで総合力を発揮する。活力あるふるさと兵庫の実現をめざす。
■津川知久氏(66) 無新=共産推薦
質問1=当選した場合に取り組むべきと考える課題の優先順位は(1~7位をグラフ化)
質問2=兵庫の強みと弱点をどう捉え、強みを生かし、弱点を克服するためにすべきことは
豊かな自然と独自の文化・歴史、特色ある地場産業、農林漁業。この強みを政治が衰退させ地域が壊されている。呼び込み型補助金ではなく中小企業と農林漁業を直接応援。県内経済を強くし雇用改善、暮らし最優先に。
■中川暢三氏(61) 無新
質問1=当選した場合に取り組むべきと考える課題の優先順位は(1~7位をグラフ化)
質問2=兵庫の強みと弱点をどう捉え、強みを生かし、弱点を克服するためにすべきことは
旧五国に由来する兵庫県には多様性がある半面、41市町の事情背景が異なり、単一基準でくくれない。広大な農山漁村空間は強みであり弱点でもある。県から市町への分権を進め、基礎自治体の自治力や現場力を高めたい。