兵庫県知事選
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マイクを握る候補者の話に耳を傾ける人たち=神戸市内
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マイクを握る候補者の話に耳を傾ける人たち=神戸市内

 兵庫県知事選挙が始まっています。選挙や県政について、今さら聞けない、あらためて知っておきたいことについて、記者が解説します。1回目は「候補者と政党の関係」について。」

 -選挙で「○○党公認」、「○○党推薦」って聞くけど、どう違うの?

 「公認は、候補者と党の考え方が一致し、党が全力でその候補者を応援するんだ。その党に所属している候補者が多い。逆に党との結びつきが弱かったり、全くないのが『無所属』。無所属の中には、政党から一定の応援を受ける『推薦』がある候補者もいる。知事選や市長選など、地方の選挙では、1人の候補者が複数の政党から推薦を受けることが珍しくないね」

 -国会では先日も自民、公明と、民進や共産などが法案を巡り激しく対立。選挙でも影響するの?

 「国会では政権を支える側の『与党』、政権側ではない『野党』に分かれていても、県議会では知事に対して、同じ『与党』になることが珍しくない。いろんな事情があるけど、地方議会では、一つの事業や案件を巡って、国会のように政党が二つに分かれて対立することは、そう多くない。地元の課題を解決するため、それぞれ自分の党の幹部に働き掛けて協力することもあるくらいなんだ」

 「地方の選挙では、結果的に、国会で対立している政党が同じ候補者を応援することがよくある。ただ、選挙になると、一転して手を結ぶように同じ候補者を応援するのは、有権者からすると、分かりにくいだろうね」

 -じゃあどの政党からも推薦がない方が、分かりやすくない?

 「どこの政党からも推薦がないということは、政党とは少し距離を置いているということ。兵庫県議会の議員は現在、86人中無所属はわずか4人。82人は五つある政党系の会派に所属している。知事候補が推薦を一つの政党に絞ると、他の政党の会派とは緊張関係になるかもしれない。どの党とも対立したまま知事になれば、県議会とぎくしゃくするかもしれない。議会との対立は、知事がやりたいと思う事業や人事ができず、県政が混乱する恐れがあるんだ」

 「その候補者が各政党とどんな関係なのかを見ると、今の政治的なスタンスや、知事になってからの県議会との関係が分かる。誰に投票するかを決める材料になるね」(段 貴則)

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