国が積極的な勧奨を中止した影響で子宮頸(けい)がんを予防するワクチンの接種機会を逃した女性を救済するため、厚生労働省が4月から3年間、無料で接種を受けられる機会を提供する。日本では近年、20~30代を中心に子宮頸がんが増加傾向を見せる。進行してがんになると、原則子宮摘出手術で妊娠できなくなるが、ワクチンや定期的な検診で、がん化をほぼ100%防げるという。(霍見真一郎)
国が積極的な勧奨を中止した影響で子宮頸(けい)がんを予防するワクチンの接種機会を逃した女性を救済するため、厚生労働省が4月から3年間、無料で接種を受けられる機会を提供する。日本では近年、20~30代を中心に子宮頸がんが増加傾向を見せる。進行してがんになると、原則子宮摘出手術で妊娠できなくなるが、ワクチンや定期的な検診で、がん化をほぼ100%防げるという。(霍見真一郎)