夜空を彩る大輪の花火=16日夜、神戸市中央区港島1、ポーアイしおさい公園から
夜空を彩る大輪の花火=16日夜、神戸市中央区港島1、ポーアイしおさい公園から

 全国各地で秋の花火大会が広がりつつある。新型コロナウイルス禍を経て分散開催を模索したり、熱中症対策を考えたりした結果、夏から変更するところが増えたようだ。神戸港でも今月、色とりどりの大輪が秋の夜空を焦がした。「空気が澄んでいてきれいに見える」「日没が早くて開始も早まり、飲食店に経済効果があった」-。メリットも多く、花火は今後、秋の風物詩になるかも…。(劉 楓音)

 「11月まで毎週土日、ほぼ仕事で埋まってますよ」。そう話すのは兵庫県内で唯一、製造から打ち上げまで一貫して取り組む「三光煙火製造所」(工場・同県太子町)の三木章稔専務取締役(38)だ。

 三木さんによると、コロナ禍での観客の「密」を避けるため、2020年ごろから開催日時を告知しないサプライズやシークレット花火が定着。秋開催の大会も増えてきたという。