宝塚歌劇団の会見を受け、遺族側の見解などを話す代理人の川人博弁護士(左)ら=14日、東京都内

 宝塚歌劇団(宝塚市)の俳優の女性(25)が急死した問題で、全ての組の団員への聞き取りや、改革に向けた第三者委員会の設置方針などが明らかになったのを受け、遺族側の代理人弁護士は20日、「遺族側が求める再検証とは全く異なる」とのコメントを出した。歌劇団などから独立したチームによる調査を求めた。

 コメントでは、団員への聞き取り項目に、急死した女性へのパワハラに関する事柄が含まれなければ「検証にはほど遠い」と指摘。併せて、歌劇団の幹部らによる聞き取りでは「劇団員が安心して事実や意見を述べることは困難」とし、日弁連の規定に沿い、阪急・阪神グループや歌劇団から完全に独立したチームが調査するべきだと訴えた。元団員からの聴取も求めた。

 今週末までに歌劇団や運営する阪急電鉄側と代理人同士で面談し、こうした主張を伝達するという。(小尾絵生)