旧優生保護法(1948~96年)に基づき、障害者らが不妊手術を強いられた問題を取り上げた映画「沈黙の50年」が5月、神戸市で初上映される。兵庫県明石市の聴覚障害者夫婦の半生を描き、手術で子どもを産めなくなった苦しみや、そうした状況に追いやった国と社会の課題を浮き彫りにする。同県内外の支援者らでつくる制作委員会は「映画を通じ、問題への理解を深めてほしい」と呼びかける。(上田勇紀)
旧優生保護法(1948~96年)に基づき、障害者らが不妊手術を強いられた問題を取り上げた映画「沈黙の50年」が5月、神戸市で初上映される。兵庫県明石市の聴覚障害者夫婦の半生を描き、手術で子どもを産めなくなった苦しみや、そうした状況に追いやった国と社会の課題を浮き彫りにする。同県内外の支援者らでつくる制作委員会は「映画を通じ、問題への理解を深めてほしい」と呼びかける。(上田勇紀)