震災で亡くなった祖母、桑野寿美子さんの思い出話をする孫3人と、小学6年のひ孫(左から2人目)=17日午前7時、神戸市中央区加納町6、東遊園地
震災で亡くなった祖母、桑野寿美子さんの思い出話をする孫3人と、小学6年のひ孫(左から2人目)=17日午前7時、神戸市中央区加納町6、東遊園地

 「おばあちゃん、会いに来たで」。神戸市長田区日吉町で起きた火災で、祖母の桑野寿美子さん=当時(69)=を亡くした孫3人が17日、神戸市中央区の東遊園地をそろって訪れた。孫たちは震災当時、小学生から高校生で、焼け跡で寿美子さんの骨を拾った記憶も残る。この日は、小学6年のひ孫も一緒に銘板の名前を見つめ、「みんな元気でやってるよ」と報告した。

 寿美子さんは震災当時、夫とともに鷹取商店街で衣料品店を営んでいた。店舗兼自宅の1階で朝食の用意をしていたところ、揺れに襲われ、倒壊した建物の下敷きに。直後、「ここにおる!」という声が聞こえたが、火が迫り、救出できなかったという。