青く照らされた尼崎城=27日夜、尼崎市北城内(撮影・吉田敦史)
青く照らされた尼崎城=27日夜、尼崎市北城内(撮影・吉田敦史)

 尼崎市でアスベスト(石綿)による深刻な健康被害が発覚した「クボタショック」から20年となるのを前に、問題を風化させないためのライトアップが27日、同市北城内の尼崎城で始まった。28、29日に市民らが市内で開く「アスベスト被害の救済と根絶をめざす尼崎集会」の期間中、「静かな時限爆弾」とも呼ばれた石綿の長い静寂をイメージした青色の光を日没後に照射する。尼崎城の北側は午後11時まで、南側は同9時まで。(金 旻革)