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 兵庫県姫路市は30日、転出入者を対象に実施しているプレゼント付きアンケートで、当選者18人にメールを送った際に、他の当選者のメールアドレスが分かる状態になっていたと発表した。そのうち転入者1人の返信が他の転入者9人にも届き、住所と氏名が漏えいしたという。

 市ひめじ創生戦略室によると、アンケートは転出入の理由を探るため、2025年度からウェブ上で実施。毎月、抽選でプレゼントを贈っている。当選者には送付先の住所と氏名の提供をメールで依頼している。

 4月23日午前、3月分の当選者に募るメールを転入者(10人)と転出者(8人)に分けて送る際、他の当選者のアドレスが表示されない「BCC」にするべきところを、アドレスが分かる「TO」の状態で送信したという。その日のうちに住所と氏名を記入して返信した転入者1人のメールが、ほかの転入者にも届いたという。

 25日に別の当選者から「他の当選者のアドレスが分かる」との指摘があり、市は28日に情報漏えいに気づいたという。同室は当選者全員に謝罪。再発防止に向けて「送信直前に複数人での確認を徹底する」としている。(有島弘記)