「こうべ花の名所」に指定されている神戸市垂水区多聞台2の多聞寺で、アヤメ科のカキツバタが見頃を迎えている。初夏の爽やかな日差しを浴び、紫色の花が境内を鮮やかに彩る。
多聞寺のカキツバタは、平安時代に開祖の慈覚大師が中国から持ち帰ったと伝わる。山門と本堂の間の「心字池」に、現在は工事のため半分ほどの約1500株が植えてある。
開花は例年より1週間ほど遅く、5月に入って始まった。齊川文泰住職(72)は「朝露が輝く夜明けの頃が一番きれい」と話す。今週末が花のピークになりそうだという。午前5時~午後5時。拝観無料。(吉田敦史)






















