東京都中央区の日銀本店(共同通信社ヘリから)
 東京都中央区の日銀本店(共同通信社ヘリから)

 政府、日銀が4月30日に続き、大型連休が本格化した5月にも円買いドル売りの為替介入を実施したとの観測が市場で広がっている。外国為替市場の円相場は1、4、6日に短時間でそれぞれ急騰し、荒い値動きが続いた。6日の上げ幅は対ドルで3円に迫り、約2カ月半ぶりの円高水準となる一時1ドル=155円台前半を付けた。市場関係者は7日夕、介入の有無や規模を推計する。

 財務省の三村淳財務官は7日朝、介入について「特にコメントする必要はない」と述べ、実施の有無を明言しなかった。その上で、現在も投機的な動きが続いているとの認識を示し、市場をけん制した。記者団の取材に答えた。

 政府、日銀は4月30日に円買いドル売りの介入に踏み切った。対ドルで一時160円台後半まで下落していた円は、155円台に急伸した。

 ただ、翌5月1日以降もじわじわと円安が進む展開が続いた。1、4、6日はいずれも157円台から155円台へと一気に上昇した。上げ幅は1日が2円近く、4日が1円超だった。