ひきこもり当事者(手前右)の悩みを聞くNPO法人「神戸オレンジの会」の藤本圭光代表(左から2人目)らスタッフ=神戸市長田区
ひきこもり当事者(手前右)の悩みを聞くNPO法人「神戸オレンジの会」の藤本圭光代表(左から2人目)らスタッフ=神戸市長田区

 15~64歳では146万人とも推定される全国のひきこもり当事者。社会との接触を断つため孤立化が懸念され、救済には長期間の寄り添いが求められる。信頼関係を築き、自立の準備を整える支援機関を利用するまでにも長い時間がかかるという。神戸市看護大学の船越明子教授(49)=精神看護学=は、親からの相談に始まり社会参加まで段階に応じたケア理論を提唱している。(津谷治英)