明治安田J1百年構想リーグ第4節第1日の27日、西のヴィッセル神戸はノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でアビスパ福岡と対戦し、2-1で勝利した。武藤嘉紀と小松蓮が得点。PK勝ちを含む3勝1敗で勝ち点8とした。
前節は退場者を出して苦しんだ神戸が、今度は相手の退場による数的優位を生かした。攻勢を強めた後半、「絶対結果を出せると思っていた」という小松がJ1初得点で勝利を引き寄せた。
前半30分過ぎ、中盤で郷家の右足を踏んだ福岡の見木が一発退場。後半開始からは守備的MF鍬先に代わって入った浜崎が、2列目から顔を出して攻撃を活性化させた。すると8分、クロスを起点に佐々木が頭でつなぎ、空中で相手と競った小松を挟み、最後は武藤が左足で押し込んだ。
その7分後、佐々木が右サイドを突破してつないだクロスに、小松が回転しながら右足を合わせて追加点。昨夏に加入して「何が何でもゴールを。入るまで打ち続ける」と語っていた27歳が、3戦連続の先発起用に応えた。「相当時間がかかり、悔しい思いをしていたのでほっとした」。仲間から熱い祝福を受けた。
チームは過密日程の5戦を経て、中5日で余裕を持って調整した。酒井ら負傷者が相次ぐ上、主将の山川が出場停止となる中、J1で初先発した19歳のDF山田が堅実なプレーで危機を阻止。終盤に1点差に迫られたが、GK前川がビッグセーブで救った。
来月にはアジアの頂点を懸けた決勝トーナメントが始まる。「まだまだゴールを取り続けたい」と語る小松が、大事な舞台へギアを上げる。(井川朋宏)

























