丹波栗や丹波茶などの特産品を使った「東雲カステランブラ」の開発とキャラクターを考案した西村リカさん(左)と谷美咲さん=篠山東雲高校
丹波栗や丹波茶などの特産品を使った「東雲カステランブラ」の開発とキャラクターを考案した西村リカさん(左)と谷美咲さん=篠山東雲高校

 篠山東雲(しののめ)高校(丹波篠山市福住)の生徒2人が地元特産品を使ったスイーツ「東雲カステランブラ」を考案した。丹波茶とかぼちゃを使った生地に、丹波栗のクリームを挟んだカステラで、栗の上品な甘さを中心に3種の味わいがバランス良く調和した逸品。12日に「ささやまの森公園」(同市川原)で開かれる「秋の里山まつり」や、同校の文化祭(19日)などで販売する。(谷口夏乃)

 同校の3年生が取り組む課題研究の一環で、谷美咲さん(17)と西村リカさん(17)が開発した。

 2人は、食品メーカー「オイシス」(伊丹市)から協力を得て、長期保存が利く焼き菓子をテーマに、4月から取り組んだ。友人の助言や丹波栗との相性などから、カステラの商品を企画することにした。