「シルバーエコーささやま」が40年目の新たな活動として始めた「歌声サロン」=丹波篠山市北
「シルバーエコーささやま」が40年目の新たな活動として始めた「歌声サロン」=丹波篠山市北

 丹波篠山市を拠点にする高齢者らの混声合唱団「シルバーエコーささやま」が結成40年目を迎えた。国内のコンクールや慰問コンサートで活躍し、国外でも歌声を響かせてきたが、メンバー減を受けて活動内容を転換。心身の健康にもつながる歌の楽しさを分かち合う「歌声サロン」として、新たに歩み始めた。月1回、年齢を限らず門戸を広く開催していく。(秋山亮太)

 シルバーエコーは1985年、合唱をしたい地域の高齢者らの思いに応え、女声合唱団の副指揮者だった小嶋星子さん(86)を中心に17人で発足した。高齢者の合唱団は当時めずらしく、衣装などメンバーの手作りで演奏会を作り上げてきた。