11月に入り、朝晩は冷え込む日も増えたが、丹波篠山市立篠山小学校(同市北新町)では、水泳の授業が続いている。市立西紀運動公園(同市西谷)の屋内温水プールを活用しているため、時季を問わない水泳学習が可能となった。同市内では、小学校のプールの老朽化などで、2年前から2校が水泳授業を同公園で実施。今年は4校が1、2学期に順次利用している。(堀井正純)
■熱中症リスクなく天候に左右されず
10月末、篠山小の6年生約20人が、泳力別に2グループに分かれ、温水プールで自由形や背泳のレッスンに臨んだ。ビート板を使った練習にも励んだ。隣接するコースでは、一般利用者も泳いでおり、施設の一画を「間借り」する格好だ。
同公園は指定管理で民間企業が運営。主に手ほどきをするのは、プロの水泳インストラクターだ。教員とチームで指導するが、教員はサポート役に回ることが多い。





















