神戸新聞で連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」のおはなし会が17日、高砂市立図書館(兵庫県高砂市米田町米田)であり、家族連れら約70人が参加した。
午前と午後の2回行われ、同館職員が、第1シリーズ「マルのはじまりの鐘」の神戸栄光教会編と震災編を読み聞かせした。終了後、同館に寄せられたマルへの手紙51通や、地元の特産品である高砂染と竜山石のコースターを受けとったマルは、終始ご機嫌で、来場者との写真撮影に応じていた。
同市内の小学1年生の女子児童(6)は「おじいちゃんにマルを教えてもらった。めちゃかわいいし、大きかった。無事にマルの旅が続いてほしい」と笑顔だった。(藤原 学)