兵庫県警察本部=神戸市中央区
兵庫県警察本部=神戸市中央区

 兵庫県警は20日、副業で無店舗型性風俗店(デリバリーヘルス)の運転手をしていた本部警備部門の男性巡査(24)を停職3カ月の懲戒処分とした。同僚が落とした財布を拾って横領した疑いが持たれ、捜査過程で副業が判明した。巡査は同日、依願退職した。

 監察官室の発表によると、巡査は昨年7月31日夕、神戸市内の勤務先の敷地内で財布を拾得。同僚の免許証が入っているのを確認しながら本人に返さず、中にある約9万円を着服した。

 職場で捜査が行われ、自身への事情聴取を控えた10月上旬、上司に「私が盗みました」と申告。裏付け捜査の過程で給料以外の収入があることが分かり、副業が判明した。

 昨年1~10月、休日夜に週2~3回のペースで働き、約90万円の収入を得た。調査に「お金をためたかった」と説明。県警は2月20日、遺失物横領容疑で書類送検した。横領と副業を合わせ処分の重さを決めた。

 また県警は、加古川署に勤める40代の男性巡査部長が道交法違反(あおり運転)の容疑で書類送検された事件で、巡査部長を減給1カ月とした。処分は1月16日付。神戸新聞の情報公開請求で分かった。地域部門に勤務し、既に略式命令を受けている。ほかに本部総務部門にいた40代の男性巡査部長も同容疑で書類送検し、同日付で戒告とした。