創業70年超の老舗ニシカワパンの新店舗「PANTOAAU(パントアーウ)」が24日、JR加古川駅前のカピル21ビル1階にオープンする。欧州風のおしゃれな店内にはパンやコーヒー、ワインなどを座ってゆったりと味わえるカフェコーナーが設けられている。
ニシカワパンは1947(昭和22)年に加古川駅前で創業。65年にニシカワ食品株式会社となり、70年には本社工場を兵庫県加古川市野口町長砂に移している。
パンと合う具材や原料にこだわり、パンと合う飲み物があり、人と人が出会う-をコンセプトに店名を決定。アンティークの椅子や台座などが置かれ、上品な空間を演出している。加古川産と県内産の小麦粉をブレンドし、もちもち感のある「パントアーウ食パン」や花束をイメージした「にしかわフラワー」を小ぶりにした「ミニフラワー」など新作80種類以上が並ぶ。
西川裕順副社長(50)は「(会社を)大きくさせてもらった加古川の皆さんに、大切な部分は残しつつ、新しい形のニシカワパンを見せていきたい」と話す。午前9時~午後9時。パントアーウTEL079・497・5515
(宮崎真彦)