【カイロ共同】パレスチナ自治区ガザに支援物資を積んで向かっているスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんらの船団のうち1隻がチュニジア沖で停泊中に無人機によるものとみられる攻撃を受けた。船団が9日に明らかにした。船体の一部が焼損したが、けが人はいない。船団には無人機とみられる物体が8日にも別の船に衝突した。

 船団は「妨害行為に屈しない」とし、ガザへの航行を続ける考えを強調した。チュニジア当局は8日の衝突に関して事実ではないと主張している。ロイター通信によると9日の攻撃についてはコメントしていない。