気象庁は4日、10月の日本の平均気温は平年を1・35度上回り、1898年の統計開始以降、2024年(プラス2・21度)に次ぐ2位の高さだったと発表した。西日本と沖縄・奄美はかなり高くなり、沖縄・奄美は統計がある1946年以降で1位の高温になった。
気象庁によると、華北から日本海付近にかけて偏西風が平年より北を流れたため、10月上旬は全国的に、中旬は西日本と沖縄・奄美を中心に暖かい空気に覆われた。北-東日本は、寒気の影響で下旬の気温がかなり低くなった。
地域ごとの平均気温は、北日本は平年と差はなく、東日本は平年より1・1度、西日本は2・5度、沖縄・奄美は2・3度高かった。
降水量は、低気圧や前線の影響を受けやすかった東日本日本海側などで多かった。日照時間は、停滞前線により曇りの日が多かった東日本太平洋側でかなり少なかった。



          
        
          
      
      
      
      
      














          


          
        
        



