【ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は4日、米IT大手IBMが年内に世界で数千人規模の人員削減を実施する計画があると報じた。成長が見込まれるソフトウエアやサービス事業に経営資源を集中し、事業体制の再構築を図る狙いがあるとみられる。
報道によると、IBMは人員削減について「事業構成を見直し、必要に応じて人員を再配置している」と説明した。同社の2024年末の従業員数は約27万人。
アービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は、クラウドやソフトウエア事業を成長分野と位置付けており、重点事業への転換を急いでいる。
























