日本民間放送連盟(民放連)は、6日に開いた臨時総会でフジテレビの清水賢治社長を理事に選任し、続く理事会で副会長に選んだと発表した。フジは一連の問題を受けて役員への就任を自粛していたが、民放連はフジのガバナンス体制が整ったと判断した。副会長職はキー局や地方局の社長らが複数で担っている。
民放連によると、フジが制作部門の再編やコンプライアンス部門の強化などを掲げ、4月に公表した「フジテレビの再生・改革に向けた8つの強化策」が全て実行済みになったことを踏まえた。
フジを巡っては港浩一前社長が1月27日付で引責辞任した際に民放連の副会長と理事も辞任。民放連会長だったフジ出身の遠藤龍之介氏は4月2日付で会長職を退いた。
























