統合失調症やうつ病といった精神障害がある人の家族の78%が、睡眠が取れないなど身体の不調を感じていることが27日、家族らでつくる「全国精神保健福祉会連合会」(みんなねっと、東京)の調査で分かった。みんなねっとの小幡恭弘事務局長は「本来は社会で担うべき本人のケアを家族が肩代わりし、サポートもないのが現状。家族への支援が必要だ」と訴えた。
2024年12月~25年2月、みんなねっとの家族会員と、相談サイトの利用者に調査。精神障害者保健福祉手帳を持つ人や、精神疾患と診断された人らの親やきょうだいなど約1600人が回答した。
























