米軍横田基地(東京都)でパラシュート降下訓練をしていた米兵の使った落下傘などが11月、基地近くにある東京都福生市の児童館敷地に落下していたことが市への取材で9日、分かった。住民にけがはなかった。市は国と米軍に抗議する方針。
福生市や防衛省北関東防衛局によると、11月20日、米兵が訓練中に切り離した落下傘や誘導傘が風でコースを外れた。落下傘は基地から約100メートル離れた児童館のグラウンドに落ち、同日夜、米軍が市に無断で回収した。誘導傘は12月1日、児童館の職員が屋上で見つけて市が回収。降下した米兵は予備の落下傘で基地内に着地したという。
























