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 神戸市立西神戸医療センターは23日、入院していた5歳未満の男児に対し、看護師が指示量の10倍の抗生物質を投与したと発表した。男児は既に退院しており、体調の異常は確認されていないとしている。

 センターによると、昨年9月、男児の主治医が150ミリグラムの抗生物質を男児に投与するよう指示した。看護師は、容量0・5グラム(500ミリグラム)の小瓶を50ミリグラム入りと誤認。3個分計1500ミリグラムを点滴で投与したという。2回目を担当した別の看護師も同量を投与したが、3回目の看護師が誤りに気付いた。

 男児は、抗生物質の血中濃度が中毒域に達したため、小児の透析が可能な別の病院で治療を受けた。センターは、投与を指示するシステムに「グラム」と「ミリグラム」を併記するなどの再発防止策を取った。(井沢泰斗)