契約交渉を終え、色紙を手にするヤクルト・石山=15日、神宮
 契約交渉を終え、色紙を手にするヤクルト・石山=15日、神宮

 ヤクルトの石山泰稚投手が15日、東京都内の球団事務所で契約交渉し、3千万円増の年俸1億2千万円で更改した。今季は42試合に登板して14セーブ、防御率2・21と安定感を発揮。それでも故障離脱した後は抑えの座を失い「そこに戻れなかった悔しい気持ちもある。いい競争ができるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

 50試合で防御率1・17だった大西広樹投手は2600万円増の9千万円。2年ぶりの60試合登板が目標で「初めからフル回転で」と奮闘を誓った。チームトップ8勝の吉村貢司郎投手は2500万円増の7500万円で更改し「自覚を持って、チームを引っ張っていかないと」と話した。(金額は推定)