神奈川県大磯町立小のいじめ事案を巡り、同町が開いた記者会見=27日午後
 神奈川県大磯町立小のいじめ事案を巡り、同町が開いた記者会見=27日午後

 神奈川県大磯町立小でいじめを受けた男子児童が2022年、転校を余儀なくされる事案があり、町が27日、記者会見を開き調査報告書を公表した。報告書は昨年3月に完成していたが、町教育委員会と被害児童の保護者とで調整がつかないままとなった。保護者は「真剣に対応されず、報告書ももらっていない」と批判している。

 報告書によると、児童は他の児童に給食の量を減らされたり、暴言を吐かれたりした。学級担任は医師による診断書を管理職と共有せず、児童の早退を記録していなかった。

 被害児童が町外に転校後、保護者がいじめに関する記録を情報開示請求したのをきっかけに、町教委は23年4月、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態に認定した。