厚生労働省は21日、自由診療の再生医療で患者が死亡したため、国内のクリニックに関連する治療の停止を要請したにもかかわらず続けていたとして「トリニティクリニック福岡」(福岡市)に対し、再生医療安全性確保法に基づき、治療を一時停止させる緊急命令を出した。
2023年に同様の治療後、少なくとも5人の外国籍患者が体調不良を訴えたのに報告していなかったことも明らかになった。
今年3月に「ネオポリス診療所銀座クリニック」(東京都中央区)で、慢性疼痛の治療として自身の脂肪由来の細胞を投与された外国籍の60代女性が死亡。厚労省は同月、国内の6クリニックに、この細胞を加工した「RBio幹細胞培養センター」(韓国・ソウル)の細胞を、治療に使わないよう要請した。
ところがトリニティクリニックが治療を再開予定だと把握し、厚労省は4月17日に再度、中止を要請。同18日にRBioセンターの細胞を使い治療したことが分かったという。
別のクリニックでは細胞投与後にめまいなどの症状が出て、一過性脳虚血の疑いで入院していたことが判明した。























