優勝候補のスペインと引き分け、サポーターの声援に応えるカボベルデのGKボジニャ=15日、アトランタ(共同)
 優勝候補のスペインと引き分け、サポーターの声援に応えるカボベルデのGKボジニャ=15日、アトランタ(共同)

 【ナイロビ共同】サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、初出場ながら優勝候補スペインとの15日の初戦を引き分けに持ち込んだアフリカの小国カボベルデが、歓喜に沸いている。好守を連発したGKボジニャ(40)のインスタグラムのフォロワーは1千万人超に激増。英BBC放送によると試合前は約5万人だったといい、200倍以上に達した。

 1975年にポルトガルから独立したカボベルデはアフリカ西部の大西洋に浮かぶ島国だ。人口は約50万人で、出場チームの中ではカリブ海のオランダ自治領キュラソーの約15万人に次ぐ少なさだ。

 AP通信によると、カボベルデ政府は試合当日を半日休日とし、国民の観戦を促した。首都プライアでは大勢の市民が街頭に繰り出して好ゲームを祝福。ファンの1人は「互角に戦えるとは思っていなかった」と驚きをあらわにした。

 試合の最優秀選手に選ばれたボジニャは「われわれは遊びに来たわけではない。祖国のために戦う」と決意を新たにした。