「模擬原爆」の犠牲者追悼式で黙とうする人たち=26日午前、大阪市東住吉区
 「模擬原爆」の犠牲者追悼式で黙とうする人たち=26日午前、大阪市東住吉区

 太平洋戦争末期に米軍が原爆投下訓練のため日本各地で使った「模擬原爆」の犠牲者追悼式が26日、大阪市東住吉区の爆発地点近くにある恩楽寺で開かれた。

 実行委員会によると、東住吉区では1945年7月26日午前9時26分に爆弾が落とされ、7人が死亡した。追悼式にはオンラインも含め約110人が参加。投下時刻に黙とうをささげ、体験者が地元の小中学生らに「戦争だけは絶対にしてはいけないと心に命じてほしい」と語り継いだ。

 当時、爆発地点から約300メートルの自宅にいた松本道明さん(85)=同区=は「(米軍の)B29が来た瞬間にドッカーンと音がして、空が真っ赤になった」と話した。