最近の製造業の不正事例
 最近の製造業の不正事例

 自動車や造船など日本経済の屋台骨を支える主力の製造業で、認証不正やデータ改ざんが相次いでいる。IHIは5年前にも不正があったが危機意識の甘さから教訓を生かせず、子会社で新たな改ざんが発覚。トヨタ自動車やダイハツ工業などでは不正のあおりで生産が一時停止し、国内総生産(GDP)を大きく押し下げた。日本の経済を直撃する問題だけに、識者は「国を挙げての対策が急務だ」と指摘する。