ドイツ連邦議会(下院)で拍手を受ける「ドイツのための選択肢(AfD)」のワイデル共同代表(下)とメルツ首相=9月17日、ベルリン(ロイター=共同)
 ドイツ連邦議会(下院)で拍手を受ける「ドイツのための選択肢(AfD)」のワイデル共同代表(下)とメルツ首相=9月17日、ベルリン(ロイター=共同)

 自公政権の連立枠組み拡大の可能性が浮上する中、欧州各国では議会選のたびに連立交渉を経て政権ができるのが一般的だ。政策をきめ細かくすり合わせた協定書を作って政権を運営。多党化が定着し、発足に何カ月もかかるケースも。近年は台頭する右派が既存政党の基盤を揺るがし、政治の転換点に差しかかっている。