「ベルばら」「風と共に去りぬ」のヒットで、1970年代後半の宝塚は毎公演大盛況、私たち各組のトップスターは「ベルばら四天王」といわれ史上最強の人気を誇りました。しかし、花組のみきちゃん(安奈淳(あんなじゅん))が78年、「風と共に去りぬ」スカーレット編を最後に退団、続いて星組のツレちゃん(鳳蘭(おおとりらん))が翌79年「白夜わが愛」で、雪組のジュンちゃん(汀夏子(みぎわなつこ))も80年「去りゆきし君がために」で退団していきました。花組は松あきら、星組は瀬戸内美八(みや)、雪組は麻実(あさみ)れいと世代交代が進み、私がトップを務めていた月組にもマオちゃんこと大地真央(だいちまお)がめきめき頭角を現してきて、いつでも交代できる体制が整っていました。