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フィギュアスケートNHK杯 女子フリー 坂本花織の演技=代々木第一体育館(撮影・堀内翔)
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フィギュアスケートNHK杯 女子フリー 坂本花織の演技=代々木第一体育館(撮影・堀内翔)
フィギュアスケートNHK杯 ペアフリー 息の合った演技を見せる三浦璃来、木原龍一組=国立代々木競技場(撮影・堀内翔)
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フィギュアスケートNHK杯 ペアフリー 息の合った演技を見せる三浦璃来、木原龍一組=国立代々木競技場(撮影・堀内翔)

 寒い冬を、兵庫のスケーターたちが彩る。北京冬季五輪に挑むフィギュアスケート日本選手団に、女子の坂本花織(シスメックス、神戸学院大3年)とペアの三浦璃来(りく)(木下グループ、宝塚市出身)が選ばれた。

 坂本は前回平昌冬季五輪に続く五輪切符を手にした。ロシア勢らがトリプルアクセル(3回転半)や4回転の大技を繰り出す中、坂本は演技の質や完成度で勝負。2021年12月の全日本選手権ではショートプログラム、フリーともほぼ完璧な演技で優勝した。

 豪快なジャンプは変わらぬ武器だが、今やスケート技術や芸術性を示す「演技構成点」でも世界に引けを取らない。スケートを始めた4歳から、中野園子コーチの厳しい指導に食らいつき「自分より自分のことを分かっている」と感謝する。「勢いの力を借りて出た」という平昌五輪から、21歳で迎える北京大会へ。「4年間の経験を全て出し切る」と力強い。

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 進境著しいカップル競技でも、兵庫の力が躍動している。ペアで木原龍一(木下グループ)と組む三浦は、グランプリシリーズで2戦連続の表彰台に上がるなどの実績が認められ、自身初の五輪行きを決めた。

 宝塚市立御殿山中時代にシングルからペアに転向し、才能が開花。現在はカナダに拠点を置く新成人の三浦は「憧れの舞台で結果を残せたら幸せ」と、初のメダルが懸かる団体戦での貢献も誓う。(山本哲志)

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