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フィギュアスケート団体で、ペアフリーの三浦璃来・木原龍一組を応援する(右から)五十嵐孝教育長、山崎晴恵市長、井上輝俊副市長
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フィギュアスケート団体で、ペアフリーの三浦璃来・木原龍一組を応援する(右から)五十嵐孝教育長、山崎晴恵市長、井上輝俊副市長

 北京冬季五輪第4日の7日、フィギュアスケート団体のペアフリーに、兵庫県宝塚市出身の三浦璃来(20)=木下グループ=が出場し、団体で初のメダル獲得となる3位入賞に貢献した。「感動をありがとう」。恩師が感激のメッセージを寄せ、宝塚市役所では山崎晴恵市長らが大型テレビで観戦して活躍をたたえた。(西尾和高)

 フィギュア団体で日本は、アイスダンスフリーの小松原美里・尊組、女子フリーの坂本花織の好演技もあり、合計63ポイントで銅メダルを獲得した。三浦はペアの木原龍一(29)=木下グループ=に何度も投げられて宙を舞い、銀盤に花を添えた。

 三浦が中学3年の時に担任だった宝塚市立御殿山中学の小川直宏教諭(30)は「『感動をありがとう』と伝えたい」と語った。

 中学時代について「まじめで快活。スケートに忙しく、他の生徒より登校日数は少なかったが、一生懸命に勉強して同級生と楽しんでいた。誰にでも気さくに話し掛けるタイプで、頑張り屋さんだった」と振り返った。

 「試合はテレビでよく見ている。競技を長く続けていると精神的、肉体的につらいことがたくさんあると思うが、乗り越えてほしい」と話し、こう激励した。

 「まだ20歳。これからも五輪にどんどん出場し、結果を出してほしい」

 市役所では、山崎市長と共に井上輝俊副市長、五十嵐孝教育長が大型テレビで観戦。応援用のスティックバルーンを振り、三浦が銀盤に着地するたびに歓声を上げた。

 山崎市長は「試合を見ていると緊張してドキドキした。最後まで失敗せずに演技を終えたので、感動して涙があふれそうになった。今後の活躍も期待している。市としても応援していきたい」と祝福した。

 五十嵐教育長は「銀盤に着地して転倒しないよう踏ん張る姿を見ていて、体に力が入った。安定した演技で、素晴らしかった。子どもたちの憧れの存在として、これからも頑張ってほしい」とエールを送った。

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