４日開幕の北京冬季五輪に出場するフィギュアスケート女子の坂本花織選手（２１）＝シスメックス、神戸学院大３年＝を応援する横断幕が、神戸市役所１号館１階のロビーにお目見えした。生まれ育った神戸を拠点に、世界の大舞台に挑む日本のエースを地元からもり立てる。

　坂本選手は同市灘区出身。４歳でスケートを始め、渚中学校（同市中央区）２年時の世界ジュニア選手権で６位に入った。２０１８年平昌冬季五輪当時は神戸野田高校（同市長田区）２年で、６位入賞。昨年１２月の全日本選手権を制し、２大会連続の五輪代表に決まった。

　横断幕は、縦２・３メートル、横４・２メートル。４年前と同様に出場を祝う文言が入り、各区役所と各体育館のデジタルサイネージ（電子看板）にも掲出される。

　市スポーツ企画課の担当者は「笑顔がすてきな坂本選手らしい滑りで、市民に元気を与えてほしい」と期待する。坂本選手は６日の団体戦から登場する。（初鹿野俊）

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