生きるのヘタ会?×神戸新聞

投稿コーナー「私も生きヘタ?」

コミュニケーションが苦手、西浜優衣香さん(20代)に聞く

 神戸女学院大音楽学部4年でピアノを専攻する西浜優衣香さん(22)=宝塚市=は、小学生のころからコミュニケーションが苦手で、生きづらさを抱えてきました。友人ができず、孤立感を深める日々…。今は、大学1年時に診断された発達障害を公表し、音楽活動に取り組んでいます。西浜さんに話を聞きました。

 -コミュニケーションが苦手とは?

 「3人以上の会話が特に苦手です。どのタイミングで発言していいのか分からないし、『こんなことを言ったら失礼かな?』とか考えて、声を出すのに緊張します。マシンガントークといわれるような、スピードの速い会話にもついていけません。学校では、みんなのそばにいるのは楽しいけれど、自分だけ浮いている気がしていました」

 「一対一の会話でも、沈黙の瞬間が訪れたら『私のせいで…』と思い、疲弊します。おとなしい人と思われますが、本当はあんなこともこんなことも、家族としゃべっているようにしゃべりたい。もっと話すことができたら、友だちができて、学校が楽しいだろうな、青春したいな、と思ってきました。孤立してしまうのが、一番生きづらいです」

 -周囲はどうすれば?

 「『こっちおいで』と声を掛けてくれたり、『あなたはどう思う?』と聞いてくれたりすると、話しやすいです」

 -発達障害は?

 「自閉症スペクトラム障害などと診断されています。コミュニケーションが苦手な以外にも、指をさしている先が分かりにくかったり、『これ、あれ、それ、そこ』という曖昧な表現が分かりにくかったりします」

 「味覚過敏もあり、味が混ざるのが苦手で、給食も一品ずつ食べていました。中学校では、校舎の中が覚えられないことにも苦労しました。人の後ろを付いていくことしかできず、『変に思われてるかな?』と気にしていました」

 -大学卒業後は?

 「生きづらさを抱える子どもたちを受け入れるピアノ教室をしたいです。私は小学5年からピアノを始め、大好きな音楽に打ち込んできました。コミュニケーションは苦手ですが、目的がある会話はできるので、発達障害などの特性がある子にも、その子に合った指導をしていきたいです。思いは『発達障害とピアノの日々~そしてHSPの毎日』というタイトルのブログでも発信しています」(聞き手・中島摩子)




 

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