• 印刷
初マラソンに挑戦し、懸命にフィニッシュ地点を目指す渕瀬真寿美選手=神戸市中央区港島中町6(撮影・後藤亮平)
拡大

初マラソンに挑戦し、懸命にフィニッシュ地点を目指す渕瀬真寿美選手=神戸市中央区港島中町6(撮影・後藤亮平)

初マラソンに挑戦し、懸命にフィニッシュ地点を目指す渕瀬真寿美選手=神戸市中央区港島中町6(撮影・後藤亮平)

初マラソンに挑戦し、懸命にフィニッシュ地点を目指す渕瀬真寿美選手=神戸市中央区港島中町6(撮影・後藤亮平)

 ロンドン五輪女子20キロ競歩代表の渕瀬真寿美選手(28)=大塚製薬、須磨学園高-龍谷大出=が古里兵庫で初マラソンに挑戦した。慣れない「全力疾走」で2時間57分22秒をマーク。3時間を切る上々の結果に「力を出し切れた。楽しかった」と笑顔を見せた。

 「3時間30分で気持ちよく走れたら」と当初は抑えめ。20キロ地点で「もっとスピードを上げられる」と確信すると、徐々にペースを上げた。須磨の街並みやコース沿いの山陽電車に10代のころを懐かしむ余裕もあった。

 高校時代に競歩に転向したが、マラソンへの思いは人一倍強かった。前回大会は練習中のけがで欠場したため「今回は控えめに練習した」。慎重な調整が奏功した。

 ロンドン五輪では日本勢過去最高の11位。今後も競歩が主戦場で「まずは来年2月の日本選手権で優勝し、世界選手権につなげたい」と意気込む。一方、マラソンにも手応えを感じ「来年呼んでもらえたら、もっといいタイムを狙いたい」と“二刀流”を見据えた。(伊藤大介)

2014/11/24
 

天気(9月9日)

  • 33℃
  • 27℃
  • 30%

  • 34℃
  • 24℃
  • 40%

  • 35℃
  • 28℃
  • 20%

  • 35℃
  • 26℃
  • 20%

お知らせ