事務職の転職で役立った資格やスキルは? ※画像はイメージです(Trickster*/stock.adobe.com)
事務職の転職で役立った資格やスキルは? ※画像はイメージです(Trickster*/stock.adobe.com)

人材支援サービスやビジネスメディアを運営する株式会社ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、このほど「事務職の転職」に関する調査を実施しました。同調査によると、事務職の転職で重視したことは「残業時間の少なさ」が最多となりました。では、事務職の転職で役立った資格やスキルにはどのようなものがあるのでしょうか。

調査は、事務職への転職経験がある全国の男女100人を対象として、2025年8月にインターネットで実施されました。

まず、「事務職への転職理由」を聞いたところ、「残業が少ない」(27.0%)や「デスクワークがしたい」(24.0%)に回答が集まり、ワークライフバランスや身体的な負担の軽さを重視して事務職を選ぶ傾向が強いことがうかがえました。

続けて、「事務職への転職で不安だったこと」を聞いたところ、ダントツは「事務経験が浅い・ない」(37.0%)となり、次いで「パソコンに自信がない」(12.0%)、「求人数が少ない/倍率が高い」(9.0%)という意見も挙げられました。

次に、「事務職の転職で重視したこと」を聞いたところ、「残業時間の少なさ」(33.0%)や「給与」(23.0%)、「通勤時間・勤務地の近さ」(21.0%)が上位となり、仕事後の時間確保や収入面、通勤の負担軽減といった、働くうえでの現実的な条件が重視されています。

また、「事務職への転職活動で役立った資格やスキル」については、「簿記の資格」(36.0%)、「パソコンの基本操作スキル」(29.0%)といった回答のほか、マイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明する「MOS」(16.0%)も一定の支持があり、事務職では「すぐに業務に対応できそう」と思ってもらえるスキルが有利に働きやすいことがうかがえる結果となりました。