「お刺身を切ろうとしたら、この土地の守り神みたいな顔してお供えものを要求してきた」
そんなコメントとともに投稿された、ラグドールの「シャル」くん(2歳・男の子)の写真が大きな注目を集めています。キッチンカウンターの上にちょこんと座り、真剣な眼差しで「あるもの」を見つめているシャルくん。その視線の先にあったのは、そうーーお刺身です。
ゴージャスな被毛と合わさり、どこか神々しさをまとったそのたたずまいは迫力たっぷり。まるで思わず頭を垂れてしまいそうな威厳が漂います。投稿には3万件超の“いいね”がつき、大きな話題になりました。このあと、シャルくんは“お供えもの”を手に入れることができたのでしょうか。飼い主のXユーザー・しゃるどねこさん(@chat_rdonnay_ko)に詳しく伺いました。
■1歳の誕生日に覚えた“お刺身のおいしさ”
ーー当時の状況について教えてください。
「キッチンカウンターに乗って、私が料理をするのをじっと観察していました。よくこうして見に来ることはあるのですが、興味のない料理だとすぐいなくなります。お刺身のときは、もらえるまで動きません(笑)。1歳の誕生日にお刺身をあげてからこのように動かなくなりました」
ーーこの光景を目にした感想は?
「いつもは少し身を乗り出す程度なんですがーー今回はもらえて当たり前のような様子で待っていておもしろかったです」
ーーこのあと、どうなったか教えてください。
「鯛とマグロを薄く切って小さいお皿に盛ってあげました。いつものお皿に盛り付けるともらえるとわかっているようでキッチンカウンターからおりるんです。食べ終わると、毛づくろいをするのが日課になっています」
ーーシャルくんは、どんな性格のねこちゃんですか。
「親バカですが、とてもかしこい子です。人間が嫌がることは全部わかってるのではないかと思うことがしばしば。例えば、夜中に物音がしてもおもちゃで遊んでるだけ、キッチンカウンターにのってもキッチンの上や料理中、人間の足元には来ません。朝も起こすことなく、目を覚ましたとわかると甘えてくるんです。また、とても人懐こい一面も。初めて会うお客さんに抱っこされても平気ですし、配達員さんにいたってはお気に入りの人がいるくらいです。ただ、人間がスマホをいじるのは嫌なようで、必死に頭をスリスリしてくるのがかわいらしくてたまりません」
リプライ欄には、シャルくんの神々しい表情に注目が集まり、多くの感想が寄せられています。
「圧がすごい」
「何という表情」
「猫神様ですね」
「下僕よ、献上しろ」
「お供えをするにゃ~」
「供物を差し出せ、人間」
「おぉ~! 後光がさしてる」
「私のぶんあるよな? の圧」
「ヌコ神様に刺身を捧げよ!」
「これは断れませんね(笑)」
「これはお供えものしなくてはですね」
「本当に土地の守り神みたいな顔してる」
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)
























