リサイクルショップで5000円で売られていたのは、塗装が大きく剥がれ、パーツも欠損したジャンク品のベース。ところが塗装を剥離すると、想定外に美しい木目が現れました。本来は数十万円クラスのドイツの高級ベースブランド「Warwick」の一本を再生していく過程を、ある男性がXに投稿したところ、「よくここまでよみがえらせた」と驚きの声が寄せられました。
投稿したのは、趣味の楽器や日常についてSNSで発信している、Yuxiさん(@synchronicnotes)。投稿のきっかけは、リサイクルショップでの発見でした。ジャンク品コーナーに無造作に置かれていたそのベースは、塗装が大きく剥がれ、パーツも欠損した状態。値札は5000円で、「処分費用より安いのでは」と感じるほどだったといいます。
しかし、ボディに残るWarwickのロゴを見た瞬間、「これはただのジャンクではない」と認識が変わったそうです。バンドメンバーが同ブランドを使っていたため、本来の価格帯は把握していました。ジャンク楽器の修復経験もあり、「直感的に『これはいける』と思い、まずは触ってみようという気持ちで、三度見ぐらいしてから購入しました」と振り返ります。
修復は、まず塗装の剥離から始めました。削ると本体の形状を損なう恐れがあったため、塗装剥離剤を使う方法を選んだといいます。塗装を取り除くと、ボディから想定外に美しいナチュラルな木目が現れました。
「ここまで整った杢(もく)が出てくるとは思っていませんでした。外観はボロボロでしたが、ネックやボディの基本構造に問題がなかったのは幸運でした」
その後、欠損していたパーツの交換やナットの自作を進め、ネック形状の調整も施しました。パーツ代だけで数万円がかかったものの、演奏できる状態まで仕上がったといいます。
投稿には「よくここまでよみがえらせた」という称賛の声が多く寄せられました。完成したベースの弾き心地について、Yuxiさんはこう話しています。
「ネックの握りの良さと、スルーネック構造ならではの鳴りの豊かさが印象的です。5000円のジャンク品だったとは思えない、しっかり鳴る楽器になりました」























