普通の一般男性がプロにアーティスト写真(アー写)を撮ってもらったら、"何か"をやっていそうな雰囲気の人物に変貌--。そんなビフォーアフターの写真をある男性がXに投稿したところ、「意識高そう」「胡散臭い社長になった」と反響を呼び、560万件を超えるインプレッションを記録しています。
投稿したのは、自称「ドン引かせ屋さん」として、様々な「やってみた」体験談をSNSで発信している神宮寺さん(@jisyo_jinguji)。ある日「アー写を撮りたい」と思い立ち、プロカメラマンをしている先輩に撮影を依頼したそうです。理由はいたってシンプル。
「アー写に憧れがありました。アー写、撮りたくないですか?」
撮影にあたっては、「せっかく撮影するのだから生半可な気持ちではいけない」と、見た目づくりにも力を入れたといいます。
「自分のことを"こじはる(小嶋陽菜さん)"だと思って、肌のことを考えた食生活を2週間続けました。前日には眉毛を整え、撮影当日にはメンズサロンでヘアセットもしてもらいました」
撮影場所はというと、神宮寺さんの自宅。金銭的な理由からスタジオの利用は見送ったそうです。当初は場所に不安もあったものの、2時間かけて撮影を終えたといいます。
「家の中で写りがいい場所を探しているとき、先輩に提案されたのは『ベッドと壁の隙間』でした。スタジオを押さえればよかったと後悔しましたね」
そして完成したのが、こちらのアフター写真です。
同じ人物、同じ服、同じ自宅での撮影にもかかわらず、その差は歴然でした。プロの手によるアフター写真では、顔に当てる光の角度を工夫することで鼻筋やフェイスラインに立体的な陰影が生まれ、わずかに視線を外したポーズと背景のボケが加わることで、一般男性が一気に「何かをやっていそうな人」に変貌しています。
「撮影当日は撮られる側の難しさを実感した」と振り返る、神宮寺さん。
「撮られる人間としての自分の意識の低さを思い知りました。グラビアアイドルさんへの尊敬の念がさらに大きくなりましたね」
完成した写真を見た時の感想については、「よくわからないが、確実に"何か"をやっていそうな雰囲気が出ている」と投稿内で綴っていた神宮寺さん。
「出来上がった写真を初めて見た時は、『めっちゃええやん』と思いました。今の自分がまさに『何かをやっていそうだが、その"何か"が分からない人間』なので、その雰囲気の通りになったと思います。他にも、本来の自分のキャラクターに合ったテイストのアー写も撮ってもらいました。いわゆる『賑やかし系』でしょうか…言わせないでください(笑)」
投稿には「プロやべぇ」「意識高そう」「一気に胡散臭い社長になった!!!」などのコメントが寄せられた一方で、「どっちもどっち」「違いが分からないのですが。もしかして私が素人なのでしょうか?」といった声も寄せられました。
しかし神宮寺さん本人は、アー写を手に入れてから気持ちの面にも変化があったといいます。
「アー写があるだけで、なぜか自信がつくんですよね。街でぶつかりおじさんにぶつかられても、大してダメージを受けなくなりました(笑)。今後は何かしらのイベントの出演者一覧に載ってみたいですね。アーティストに必要なのは才能じゃなくて『アー写』です」























